間取り診断の闇!?

こんにちは、仙台のリノベーション会社といえば「ガウディランド」の佐藤幸也です。
これからは仙台で住まいづくりをするなら「ガウディランド」ともいいます。
新築事業も始まりましたので是非チェックしてみてください。

最近、テレワークや副業の流行もあり、
「間取り診断」という企業のサービスや、クラウドソーシングを利用した建築士・設計士だけでなく、少しお勉強された人が設計士と名乗りお金を稼いでいるケースも散見されるようになりました。
情報社会になりグローバル化が進むことで「人の真似」をして間取りを決めることが多くなってきた気がします。

ズバリ言わせてください。
巷で流行っている「間取り診断」は絶対にやめてください。
全否定をしましたが、メリット・デメリットを理解していて目的がはっきりしている場合は全然OKです。
住まいづくりで後悔ポイントが高い「間取り」だからこそ「診断」がすべてではないことを知りましょう。
今回は「間取り診断」のメリット・デメリットを解説しながら間取り診断の闇を暴いていきます。

目次===============================
1.間取り診断とは
2.間取り診断の闇
3.間取り診断でおさえるべきポイント
4.まとめ
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1.間取り診断とは
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間取り診断とは、新築で家を建てる方やマンションリノベーションを検討している方向けに、プロの設計士が間取りのアドバイスをするという診断のことを言います。
ではなぜこのような診断がうまれたのか、これはインターネット社会になったことが挙げられます。
マイホームづくりの代表的な例を挙げると、住宅展示場に行きハウスメーカーを決め、営業担当や設計担当と打合せをしながら間取りや仕様を決めていざ工事着工して完成を迎えます。
このときに担当になった営業や設計の相性が悪いと本当にこれでいいのか、第三者の目線からアドバイスをもらうことは一生で一番高価なお買い物する上ではこの上ない安心感があるでしょう。
みなさんに共通した悩みがあるからこそ間取り診断のサービスは流行の波に乗っているわけです。

次の章では、この間取り診断に潜む闇について解説していきます。

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2.間取り診断の闇
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おうちづくりを計画している・計画していた・既に完成した方々にお聞きしたいのが、

「間取りは即決できましたか?」

住まいは千差万別で正解がないことから家族間でも意見がまとまらなかったり、多方面からアドバイスをもらったりすることが多いものです。
これには人の好みだけが要因でなく、その時代のニーズにも影響があるため外的要因もあるのです。
そのため、これからおうちづくりを始めるみなさんには絶対に注意していただきたいお話です。
この説明をするといつもこういう声が聞こえてきます。

「一生住むかもしれない家の間取りを今決めるのは無理じゃね?」

はい、ここが今回のテーマの肝になります。

たくさんの正解でも不正解でもない答えがある「間取り」について、みなさんは見ず知らずの人に「間取り診断」という便利な言葉(お仕事)に高いお金を払っているのです。
さらには、間取りだけを送付し、依頼者(みなさん)の暮らしを知らない人が適当な言い訳を並べてそれっぽい赤くつぶれた間取りを送り返してくることが頻繁に起こっています。
注意していただきたいのは、建築業界は専門性が高い分野になりますので難しい言葉を並べられるとつい納得してしまうのです。
これって、、ですよね。

じゃあどうすればいいんだ
ここまできてもまだ間取り診断したい方、間取りがまとまらず誰かにアドバイスしてほしい方、次のポイントを理解して頂ければ、間取りを決める第一歩になるでしょう。

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3.間取り診断でおさえるべき3つのポイント
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ここまでで「間取り診断」する場合はリスクがあることを理解して頂けたのではないでしょうか。
この章では、依頼する際に、又は診断の結果が出てきた際におさえるべきポイントを紹介していきます。
これを理解することで「アドバイスされるべきもの」と「アドバイスされるべきでないもの」の分別がつくはずです。
これは間取りを計画する上で最も重要になり、間違えると悩みの沼にハマってしまいますので十分ご注意ください。

3-1.妥当性はあるか
少し分かりづらい言葉ですが例を挙げるときりがないので「妥当性」と表現させていただきます。
簡単に言うと、選択(間取りの細かい位置関係等)したことを一個人の見解ではなく、証明できるかどうかです。

例を挙げると、「南側に大きな窓をつけてリビングを配置している」は妥当性があります。

「南」という方角が「日当たり」に大きく関係していて、日照時間が長いことで明るく、冬場は暖かく過ごすことができます。これは電気代や暖房代にも良い効果があるのです。
こういった誰が判断しても変わらない効果・結果が得られることには妥当性があると言います。
言うまでもなく、妥当性があることは誰の意見でも無いことを意味し「間取り」の悩みには繋がりにくくなるのです。

※この章はとても重要で範囲が広く長くなるので別のコラムで詳しく解説させていただきます。

3-2.過去(現在)の暮らしとの変化はあるか
これは住まいづくりで悩むきっかけになっている住まいづくりは「未来の話」という点です。
「未来の話」は想像しづらいですよね、また未来のことなんてわからないよというセリフを聞く機会が多くあるかと思います。
住まいづくりも同じで、全てが出来上がる前の未来の話になるので決断が鈍ってしまうのです。
だからこそベースにしたいのが過去(現在)の暮らしとの相違点です。

よくある例を挙げると、現在お住まいの賃貸のクローゼット状況についてです。

①クローゼットの使用状況はMAXで、部屋にまで溢れている。
②クローゼットの使用状況はちょうどよく夫婦ふたりで使用している。
③クローゼットの使用状況は広すぎて持て余していて関係無い物が入っている。

以上3つはすべて現在の事実であり、その使用状況とクローゼットサイズを基準にすることで未来の話が解決しやすくなるのです。
つまりは、「間取り診断」の依頼をする際に、現在の話を赤裸々に説明(シェア)しないと良い間取りなんて描くことはできるはずないのです。
逆を言うと、「間取り診断」をするのであれば、それくらいの労力をかけ、家族会議をする必要があることを理解しておきましょう。

3-3.相手は誰か
これはそのままの意味になりますが、依頼する相手がどういう人かはプロフィール文だけでしか分からないことが多いでしょう。
実績や能力値がわかりづらく、あなたの一生のお家を意見する人としてどれだけ「信頼」できるのかということです。
ましてや副業感覚で「簡単にお金がもらえるいい仕事」と思ってやっている人も少なくないでしょう。
間取りのアドバイスはどうしても経験値が多いに越したことはありません。経験値はヒアリング力にも影響し「ご要望の聞き取り」が下手な人に信頼は抱けませんよね。

例えば、お客様からのご要望で「広い玄関土間が欲しい」と言われたときに、単に玄関土間をつくる提案をしてはいけないと思うのです。

大事なのは、「広い玄関土間が欲しい」と想われた経緯を知ることで、たどり着く答えが「ウォークスルークローゼット」になることもあるのです。用途が全然違いますよね。

以上、3つのポイントをおさえながら診断結果が本当にジブンに合った間取りになっているのか「ジブンらしい暮らし」を実現するために1つ1つクリアしていきましょう。

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4.まとめ
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このコラムでは巷で流行っている「間取り診断」について解説してきましたが、一歩間違えると危険な診断であることがご理解頂けたのではないでしょうか。
「間取り」とはあなた自身がジブンらしくいるために、ジブンを知るためのきっかけになるものでもあるのです。
お家を決める上で何十何百種類の仕様を決めることになりますが、ベースになる「間取り」とはシンプルであるべきなのです。

SNSの時代になろうが、まだまだ人と人が面と向かって話し合うべきことも多くあるように思います。
家族で話し合うように、工務店やハウスメーカーもそうあるべきだと。

あなたの悩みの解決の第一歩になりますように。
ではまた後ほど。

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