ペットと暮らすお家
- 2022.08.31
- 設計・施工・デザイン
こんにちは。仙台の中古リノベとcasa取扱店、ガウディランドの安川です。
みなさんのお家にはペットはいますか?またはこれからペットを飼う予定はありますか?
現在ペットと暮らす世帯は3割を超えているといいます。
せっかくお家をつくるなら、大切な家族であるペットも過ごしやすいお家にしたいですよね。
そこで今回はペットの中でも特にワンちゃん・ネコちゃんも住みやすいお家づくりについてご説明します。
目次=================
1.犬・猫の特徴と習性を理解しよう
2.ペットと暮らす間取りのポイント
3.ペットの臭い・汚れ・声
4.まとめ
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1.犬・猫の特徴と習性を理解しよう
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犬の特徴と習性
ワンちゃんは社会性が高い動物なので、群(家族)と同じ空間に居る事で安心する様です。
なるべく家族が集まり長時間過ごすリビング等にワンちゃんの居場所を作ってあげましょう。
犬種や体格によっても必要になるお部屋の広さが変わってくるかと思います。
また、犬種や年齢、健康状態を考慮し温度や湿度を保つ事が大切です。
外を眺めるのも大好きなので、ワンちゃんが眺められる高さに窓をつくってあげると喜ぶでしょう。
猫の特徴と習性
ネコちゃんは何か脅威に遭遇した時回避し、隠れる動物なので隠れられる場所やキャットタワー、キャットウォーク等の高く回避できる場所を用意してあげましょう。
狭い場所も好きなので、秘密基地のような空間を家の中につくることもおすすめです。
捕食行動の様な遊びや運動が少ない場合肥満やストレスの元になるので、壁をうまく使い登れるようにすると、高さのある運動を促して省スペースでも運動不足を解消できます。
木造住宅であれば梁を現すだけで、キャットウォークの役目を果たしてくれます。
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2.ペットと暮らす間取りのポイント
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人だけでなく動物達にとって居心地のよい空間とするために、ペットの習性や本能を考慮して住まいを工夫していくことが大切です。
特にネコちゃんは人目を気にする場合も多く、伸び伸び暮らすために階段下などのデッドスペースの利用をおすすめします。
リビングのペットスペースには、食事を安心して食べられるように、コの字やL字型の壁を設けて、少しだけ死角をつくることも大切です。
ちょっとした収納スペースも設けて、フードやペット用品を収めておくと整理できて使い勝手もいいでしょう。
ネコちゃんの場合は適度な距離感を大切にする子も多いため、食事場所だけリビングに設けるなど工夫が必要です。
①床は滑りにくいものを選ぶ
動きまわるペットにとって、普通のフローリングは滑りやすく、関節を痛める原因になるため、ペット用の滑りにくいフローリングや滑り止めコーティングを施しましょう。
ペットが動く場所にはコルク材のタイルカーペットなども効果的。
もちろんペットのケガ予防以外にも爪によるキズ防止や防音効果もあるので、誤飲に注意しながらぜひ取り入れてみてください。
その他にも、抗菌・防臭効果のある床材等がありますので、使用することで人もペットも心地よく過ごすことができると思います。
②玄関から浴室やトイレの近い間取りが理想的
ワンちゃんの場合は、毎日の日課である散歩があります。
その散歩から帰ってきたときに足を拭いたり、ケアするのに浴室や洗面が近いと便利でしょう。
さらに玄関スペースはケアするのに十分な広さを設けることも検討しましょう。
特にシニア世代のペットはいろいろなケアが必要になりますので、将来の事も考えて設けてあげてください。
広さはペットのためだけではなく、収納を充実させることにも繋がります。
広いだけの空間ではなく収納を設けるようにするとよいでしょう。
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3.ペットの臭い・汚れ・声
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①汚れが目立つのは床と壁
ペットスペース周りの壁は、汚れに強いクロスはもちろんですが、腰壁がおすすめです。
ペットの高さに合わせた、床から90cm程の高さまで取り付ける壁のことで、汚した際も腰壁だけ取り替えることができるためペットを飼っている家にはピッタリだと思います。
②鳴き声などの音を抑える工夫
ワンちゃんの鳴き声や足音対策として、音漏れ防止にまず考えたいのは開口部です。
その開口部に当たる窓は、防音効果以外に遮音効果も期待できる「二層から五層」といった高性能サッシがおすすめです。
さらに窓にシャッターを設置することで、より音漏れを防ぐことができます。
足音の防止には、床をカーペットにすることで、防音と滑りにくさも得ることができます。
③気になる臭い
ペットトイレの周囲に換気扇などを備え付けるなどして、空気環境を常に整える必要があります。
またクロスや床材など消臭効果のあるものを選ぶこともおすすめです。
現在は「24時間換気システム」が備えられているので、常に空気の入れ替えが行われています。
それにプラスして、トイレの周囲に天井換気扇等を設置しましょう。
臭いは天井付近に溜まりやすいため、天井に換気扇を備えるのは効果的です。
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4.まとめ
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ここまでペットの習性やそれに対応するためのおすすめをお伝えしてきました。
ちょっとした工夫やアイディアで人もペットも快適に暮らせる家が実現します。
現在ペットを飼われている方も、これから飼う予定の方も、その小さな家族が安心してのびのびと暮らせるお家づくりを考えるとワクワクしてきますね!
そのためにも提案力があり、みなさんの要望をしっかり形にできる会社を選ぶことが大切です。
弊社ガウディランドでは、お客様の様々なご相談を受けつけておりますので、お気軽にご相談ください。