効率の良いマイホームの探し方②〜担当者とのやり取りのポイント〜
- 2022.09.05
- 不動産売買
みなさんこんにちは!ガウディランドの鈴木です。
前回の鈴木のコラムでは、効率の良いマイホーム探しの為に必要な「会社選び」についてお話ししました。
(こちらまだご覧になっていない方はこちらをクリック)
希望にあった物件を見つけるには「会社選び」「担当者選び」が大切と言うことが分かりましたね。
しかし、複数の会社を比較検討してようやくこの人に物件探しをお願いしようと決めたとしても、その担当との情報共有がうまくいかないと良い物件に巡り合うことはできません。
そこで今回は、実際に物件探しをしている現場目線で、担当に伝えるべきこと・やりとりのアドバイスをお話ししていきます。
現在マイホーム探し中の方も、今後考えていきたいなという方も必見です!
目次ーーーーーーーーーーーーーーー
1、イメージをすり合わせる
2、レスポンスをする
3、マイホームを検討し出したきっかけ・新居での生活イメージを伝える
4、理想のマイホームを見つけるには担当者との関係性が重要
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1、イメージをすり合わせる
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こちらが一番重要です。担当者との希望条件の擦り合わせです。
担当者と実際に物件を見に行った時、「どこがイメージと合うのか・合わないのか」具体的なことをどんどん伝えましょう。
一番初めに不動産屋に足を運んだ際に、「仙台市〇〇区、駅から10分圏内、通勤時間車で30分以内、3LDK、80㎡くらい、中古マンション」等希望条件を伝えていると思いますが、これだけの情報で皆さんの中にあるイメージを共有することは極めて困難です。
実際に物件に行ってみると
「天井が低くて圧迫感がある」
「意外と80㎡もいらないかも?」
「うちは服・靴が多いから、もう少し収納が欲しいな」
「駅から10分圏内と言ったけど、もう少し駅距離があっても築年数が浅い方がいいな」
「近くに〇〇さんが住んでいるので、この辺りに住むのは避けたい」
こういった要望が出てくるものです。
違和感をなんとなく感じながらも「なるほど。わかりました。ちょっと検討します。」と持ち帰ってしまうのは非常にもったいないです。
検討すると言われた担当者は、みなさんの気持ちの変化に気が付かず
「結構気に入っていただけたのかな。よかった。今後もこういう物件を紹介しよう!」と思ってしまいます。
あまり細かい事を言うと嫌がられるかも・・・などと遠慮はしなくて大丈夫です!
ぜひ担当者に伝えてみてください。
皆さんのご要望を伺った上で、市場の状況と合わせて条件整理をしていきますので、まずは希望をぶつけてみましょう。
100%希望に合致する物件を見つけるというのは不可能に近いですが、
お互いの情報のすり合わせは物件を探す上でとても重要です。
物件の良し悪しの感じ方は人それぞれ。
担当者にとってはいい物件でも、みなさんにとってはそうでないこともあり得ます。
的外れな物件ばかり紹介されてもみなさんも困りますよね。
同じ目線で物件探しをしてもらう為に、都度最新の要望を伝えましょう。
(その為になんでも話ができる、しやすい担当を初めから選ぶと良いですね。)
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2、レスポンスをする
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1に通ずるものもありますが、こちらも重要です。
仮に皆さんが不動産会社の担当者で、お客様にメールで物件情報を紹介しているとします。
下記のAさんとBさん、どちらに優先的に物件をご紹介しようと思いますか?
A:物件情報を送る度に、レスポンスをくれるお客様。たまにその物件の良し悪しを伝えてくれる。
B:メールを送ってはいるものの何ヶ月も返信がなく、メールを見て頂けているのかどうか分からないお客様。
もちろんAさんですよね。
やはり担当者も人間ですから、レスポンスを頂けるお客様には一生懸命紹介しようと思うものです。
「もっとこう言う物件がいい」という連絡に対しても
「前向きに住宅購入を考えていただけているんだな」「次はこういう物件を紹介しよう」と購入意欲の高いお客様と捉えます。
担当にポジティブな印象を持ってもらうことで、新着物件が出た時や皆さんの希望に近い物件を見つけたときに優先的に連絡をもらうことができるので、皆さんにとってもメリットしかないのです。
対してBさんは、メールをご覧いただけているのかどうかも分かりません。
もしかしたらもう別で住宅購入しているかもしれませんし、購入自体やめているかもしれません。
そうすると、担当との関係はどんどん希薄になってしまい、仮にBさんが物件情報を欲しいと思っていたとしても全然連絡がこない、いずれ自然消滅してしまう・・・なんてことになってしまうのです。
ここで1点注意点です。
担当と物件探しをしていたけれど、「実は他で既にマイホームを買ったんだよね」と言う方。
その旨をしっかり担当に伝えましょう。
なんとなく「今まで探してもらってたのに言いづらい」「申し訳ないから・・・」とその場その場で今も探していると話を合わせるのはやめましょう。
皆さんからの断りがないと、その担当は現在も物件を探していると思い込んでいつまでも物件を紹介し続けてしまいます。
そういった行為は皆さんにとってもご迷惑かと思いますし、お互いにとって良いことがありません。
ハッキリとお断りしましょう。
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3、マイホームを検討し出したきっかけ・新居での生活イメージを伝える
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最後にこちら!
「皆さんがマイホームを欲しいと思ったきっかけ」「新居ではこんな生活がしたい!理想!」と思うことを伝えましょう。
なぜそこまでパーソナルな事を話す必要があるのか?
その理由は2つあります。
①マイホームの方向性がブレず、失敗しにくい
こんな家に住みたいなと夢を膨らませて物件探しし出した方も、1年2年と物件探しが長期化するとだんだんと疲れてきてしまいます。
そうなってくると
「あれ、なんで家欲しかったんだっけ?」
「どんな家欲しかったんだっけ?」と方向性がわからなくなってしまったり、
「なんかもうこれでいいんじゃない。」と妥協したマイホームになってしまいます。
以前、こういったお客様のお話を伺いました。
「当時、もうかれこれ6年くらい物件を探していました。
ずっと見ていたらもっといい物件が出るんじゃないかと思ってしまって、なかなか踏ん切りがつかなかったんです。
一番初めは中古マンションをリノベーションして、自分好みの内装にしたいと思っていたんですが、最終的には建売を買いました。
その頃にはもう自分達にとって何がいいのか分からなくなってしまったんです。もういいかなと思っちゃったんですよね。」
この方は建売購入したもののやはり内装へのこだわりを捨てきれず、部分的に追加でリノベーションしたいとお問合せ頂きました。
こういった皆さんが迷った時に、皆さんのマイホーム探しを一番よく知っていて、かつ第三者的な立場でアドバイスをくれる担当がいたらどうでしょうか?
「〇〇さんはじめこうやって来店してくれましたよね」
「今のお家のこう言うところがご不満で、こう言う家にしたいっておっしゃっていましたよね」と励ましてくれるはずです。
その為皆さんの当初のマイホームのご希望とずれが生じにくく、結果として失敗の少ないマイホームになるのです。
②(リノベーション予定のある方)希望の間取りを叶えやすい
・今の家は収納が少なくて荷物が溢れている
・家族みんな洋服や靴が好きで、ファミリークローゼットやシューズクローゼットが欲しい
・子供が2人いて将来的に部屋をくぎれるようにしたい
↑仮に皆さんにこういったご要望があったとします。
それをはじめから担当者に伝えていないようですと、玄関横に土間や十分な広さのファミリークローゼットを作れない物件や、将来的に子ども部屋を区切るのにはあまりにも狭すぎる物件を紹介される可能性があります。
その物件自体は皆さんが気に入って「よし、ここにしよう」と決めたとしても、後からここだと希望のリノベーションができないとなったらどうでしょうか?
それまでかけた時間が無駄になってしまいますよね。
もちろんはじめから「絶対こういう家にしたい」と言う希望があるお客様は少ないですから一概には言えませんが、ある程度ご要望があるようでしたら早めに伝えておくとスムーズかと思います。
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4、理想のマイホームを見つけるには担当者との関係性が重要
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いかがでしたでしょうか。
せっかく良い会社・担当を見つけても、皆さんのお気持ちを十分に伝えられないと良い物件を見つけることは難しいです。
私も普段お客様の物件探しを担当しておりますが、せっかくご検討いただいたマイホーム、「あの時買ってよかった」「鈴木さんに相談してよかった」と思っていただけるようにお手伝いされて頂きたいと思っております。
ぜひ皆さんの胸の内をお聞かせください。
その上で市場の状況も踏まえて、皆さんにとってどんなプランが最良かご提案させて頂きます。
それでは、また次回お会いしましょう!