コラム

リノベーション前の現地調査って?

こんにちは。仙台の中古リノベとcasa取扱店、ガウディランドの安川です。

5月に入ってから早くも夏日を観測する日があり暑い日も増えてきました!!
なんだか季節がどんどん早まっていってるような気がしますね。。。
しかし朝晩は冷え込む日がまだあり体調管理も難しい時期ですね。
そして今年の夏はとても暑いみたいなので熱中症対策グッズを今から揃えておこうかなと思っています。
個人的に注目しているのは折り畳み傘仕様の車内用サンシェード!折りたたみ傘のようにパッと開いて、フロントガラスを覆える手軽さが魅力とのこと!車移動も多いので汗だくにならないよう対策をしていきたいところです...。
今から暑い夏が来るのは憂鬱ですが冷た〜いビールを楽しみになんとか乗り切りたいですね!

梅雨、夏を前になんだかモヤモヤッとする時期。新しいことを始めたくありませんか?
そんなあなたにおすすめしたいのがリノベーション!
ですがリノベーションをする前の『現地調査』がとっても大事って知っていましたか?

今回は簡単なようで奥が深い『現地調査』について詳しくご説明していきます。

 
=目次=
1.『現地調査』ってなに?
2. 現地調査の内容
3. 場所ごとのチェック項目
4. まとめ

 

1.『現地調査』ってなに?

現地調査とは、リノベーションする家をリノベーション会社に見てもらうこと。工事内容を決めたり、正確な見積もりを出したりするのに欠かせない工程です。
もしかすると「家を見に来てもらうってことは、絶対に契約しなきゃいけないの?」と身構えてしまう方もいるかもしれませんね。しかし、ほとんどの会社では、現場調査は無料の範囲内になります。
概算で見積もりしてもらうことも可能ですが、正確な見積もりを出してもらうためにも出来るだけ現地調査は依頼しましょう。
住まいに少しでも気になるところがあれば、「どんなリノベーションができるのかな?どのくらい費用がかかるのかな?」といったことを知るためにも、ぜひ気軽に受けてみてください。

 

 

2.現地調査の内容

採寸 場合によっては写真撮影

現地調査では、リノベーション会社の担当者が部屋の大きさや設備のサイズを採寸します。
通路や天井の高さによっては、導入したかった新しい備品を運び込めないことがあります。
さらにキッチンなどは、形や幅によって金額が変わることが多いです。予算オーバーを回避するためにも、しっかり丁寧に計測してもらいましょう。
採寸と同時に確認のため、状態を写真撮影します。
キッチンやトイレ、浴室など、特にガス・電気や水まわりに関わるリフォーム内容によっては、給排水管や電源の位置、天井裏の状況も確認する必要があります。

 
ヒアリング

物件について詳しく調査するとともに、希望するリフォーム内容についてヒアリングを行います。現状の不満点や改善したい点、デザインや形の好みなど、イメージを明確にしていく大切な作業です。
その際もし物件の間取り図があれば用意していただけるとより円滑に進みます。

 

3.場所ごとのチェック項目

キッチン

キッチンや通路のサイズを計測する

キッチン自体のサイズや通路の幅、レンジフードや収納の寸法など細かく採寸します。家具家電のサイズも測って、収納プランに役立てます。

 
点検口を開けて給排水管の状態を見る

建物によって給排水管の位置やつなぎ方はさまざま。シンク下や床下の点検口を開けて確認します。レイアウト変更する場合など、給排水管を動かさなければならないケースもあります。

 
電源やガスの状態を確認する

キッチンは電気を多く使う場所なので、コンセントの数や位置、電気容量の確認も重要です。レイアウト変更や新たな機器を入れる場合、電気配線工事が追加で必要となるかもしれません。

 
内装やレイアウトを考える

システムキッチンだけ交換するケースもありますが、「使いやすく間取りを変更したい」「内装を新しくしたい」など希望される場合もありますよね。ダイニングやリビングとの位置関係を確認したり、床や壁の傷み具合を見たりして、リノベーション内容を決めていきましょう。

 
浴室

浴室のサイズを計測する

選ぶシステムバスのサイズの目安を把握するため、浴室の幅・奥行き・高さなどを計測します。基本的には同じサイズを選びますが、浴室スペースを広げられるタイプのシステムバスや、拡張工事で浴室を広くできるケースもあります。

 
搬入経路は問題ないかチェック

浴槽や壁パネルは非常に大きい商品のため、搬入口や廊下の幅、角は曲がれるか等のルート確認がとても大切です。

 
給排水管の位置や状態を見る

設計図や目視で排水経路や勾配を確認し、新しい浴槽との接続を考えます。
古い家の場合、給水管が細く引き直しが必要だったり、サビが出ていて交換したほうがよかったりするケースも。

 
給湯設備等を確認する

給湯器のメーカーや品番、どのくらいの給湯能力があるか確認。劣化していて交換したほうがいい場合もあります。

 
トイレ

既存トイレの品番を確認する

便器とタンクに貼ってある品番を確認。室内の広さに合わせて、どんな便器へ交換できるか考えていきます。

 
水圧を確認する

タンクレストイレは水道自体の圧力で洗浄するため、一定以上の水圧が必要です。
マンションや古い建物では水圧が低いことがあるため、測定器等で調べます。
最近は低い水圧で設置できるタンクレストイレの機種もあります。

 
排水の位置と方向を見る

トイレの排水は大きく分けて床排水・壁排水の2通り。排水位置に合う品番を選んでいきます。

 
内装を考える

壁や床が古くなっていれば、内装も考えます。手すりの設置など、バリアフリー化を検討された方が良い場合もあるでしょう。

 
構造・外観

外壁や屋根の状態を見たりさわったりする

手でさわって白い粉がつけば、塗装が劣化しているサイン。
遠くから見ただけでは分からなくても、よく見るとひび割れやシーリングの傷みなどが発見されることも多いです。

 
床下や小屋裏の目視調査

戸建て住宅は、床下や小屋裏の点検口から、シロアリ被害や土台の腐食などをチェックすることもできます。

 
壁の内側を目視でチェック

天井付近の壁紙に変色があれば、雨漏りしている可能性があります。内側と外側から見て判断します。

 
壁や床の音を確認

壁や床の裏のことは目で見て確認できないため、音で判断します。
壁や床をノックすると、壁の裏に下地材があるか、床はどのように張られているか等を判別できます。

 

4.まとめ

希望するリノベーションがお客様の家で実施できるかどうかは、現地調査を行わないと判断できません。
現地調査の内容をもとに計画し、見積りを作成することになります。
きちんとした現地調査が行われれば、見積り金額の精度も高まりますし、プランの具体性も高まります。
また、設備の不具合について「すぐ補修したほうがいいもの」「将来、行うべきもの」など優先順位を決めることができるようになるでしょう。
普段の家での過ごし方暮らし方を実際のすまいでご確認させていただくことで、ご家族の暮らしがよりよいものになるプランを一緒に考えることができます。

弊社ガウディランドでは、お客様の様々なご相談を受けつけておりますので、住まいのことで少しでも気になることがあったらぜひ一度、ご相談くださいね!

 

 

Column一覧に戻る