光と暮らす ~照明選びのポイント~

光と暮らす ~照明選びのポイント~

宮城・仙台の中古リノベとcasa取扱店ガウディランドの設計デザイナーの石栗です!
最近は雨もすごいし気温も高すぎますよね…

静岡県では今年全国最高気温の40.2℃を記録したようです…
夏休みで県外に出かけられる方も多いと思いますが行き先の気温を絶対に把握して対策しつつ
全力で夏を楽しみましょう!

私が夏で一番好きなものは花火と祭りです!
夜の暗い時間にライトアップの光や花火の綺麗な光が心を癒やしてくれるからです。
虫と同じで夜の光が好きみたいです。(※虫は大嫌いです。)

これからの夏、日中は太陽の熱や光がより一層室内に入ってきますね。
暑さ対策については前回「カーテン選び」について解説しましたのでぜひご覧ください!

↓↓↓こちらをクリック!
カーテン選び 〜夏におすすめのカーテンとは?〜
今回のコラムでは暑さではなく「光」に焦点を当ててみました。
ぜひ今回も見ていってくださいね!
「光」は人が生活するうえで重要な要素のひとつです。

しかし、意外と意識される方が少ないのが照明の光になります。
住んでから思ったより暗い…、照明の位置が気になる…と新築後、リフォーム・リノベーション後に弊社へご相談に来る方も少なくありあせん。
それほど「明るい暗い」は人それぞれ感じ方が違うため重要なわけです!

照明は他の設備と違って効果の実感が薄く、照明にこだわる方が少ない印象を受けます。
皆さんは普段過ごされているお家や職場・お店の照明を意識して見たことがありますか?

日々の暮らしの中で、少しだけ照明の「光」を意識してあげることで住空間がより快適な場所へとへ変化します!

ただ照明も奥が深く考えることが多いです。
そんなときこそぜひガウディランドへご相談ください!
素敵なお家づくりのお手伝いをさせていただきます!
= 目次 =

1.照明の種類
2.光の色について
3.照明の機能
4.まとめ


【1.照明の種類】

生活の中では多種多様な器具が使われています。
皆さんは照明の種類いくつ知っていますか?

照明選びの際にはそれぞれの特徴を知っておくと、お部屋や用途にあった器具を選びやすくなります。
ここでは一般的によく使われている照明器具を紹介します!

シーリングライト
天井直付のこの照明は住宅の照明器具として一般的で多くの方に馴染みのある照明ではないでしょうか。
他の器具と比べてもお部屋全体に均一な灯りを確保することができます。
よく使われる場所:リビング、寝室、和室、子供部屋など

ダウンライト
ダウンライトは小型の照明器具で天井面とフラットに設置されるタイプの照明です。
住宅では空間のベース照明として採用されることが多いですね!
空間をスッキリと見せ、配置次第で様々な照明計画が可能になる
よく使われる場所:LDK、寝室、廊下、玄関など

ペンダントライト
空間の演出やインテリア性に特化しているものが多く吊り下げ型の照明です。
照明のサイズも様々で空間によって1灯または複数灯で計画します!
メインにもアクセントにもなれるおすすめの照明です!
よく使われる場所:LDK、寝室、トイレ、和室、吹き抜けなど

ブラケットライト
ペンダントライトと同様に空間の演出・インテリア性に優れた照明です。
ペンダントは天井からの吊り下げタイプですがブラケットライトは壁面に設置する照明です!
アクセントとして空間に変化を出してくれます。
よく使われる場所:リビング、寝室、階段、書斎、階段など

スポットライト
一定の箇所を照らしたり、照明の向きを変えて壁を反射させた間接照明としても活用できます。
照明の角度が変えられるため照らしたい場所やお好みに合わせることができます!
よく使われる場所:LDK、寝室、書斎など

さて、ずらっと各照明器具の特徴を解説してきました。
それぞれ役割が異なり同じ空間でも照明を変えるだけで印象は大きく変わります。

照明を決めるポイントは器具の見た目以外にもあります!

次の項目では照明選びに重要な光の色についてご紹介します。

【2.光の色について】
照明を採用するうえで、重要になってくるのが照明の色温度になります。
漠然と好き嫌いで決めてしまう方も多いのではないでしょうか。

住宅でよく扱われるのは「昼白色」「電球色」になります。

「昼白色」は、昼間の太陽に近い白い光。
食材の本来の色や洋服の色、文字などが見やすく作業しやすいのが特徴です。
よく採用される場所はキッチンやダイニング、WIC、洗面室等が挙げられます。

「電球色」は夕暮れ時の太陽が放つ光のような赤みのある色になります。
温かく落ち着いた雰囲気を作る光なのでくつろぎを優先するリビングや和室、寝室などによく採用されています。
ただ、人によっては暗く感じやすい色のため皆さんそれぞれの感じ方に合わせて計画する必要があります!

皆さんはこういった経験はないですか?
お店で洋服を買っていざ着用して外へ出るとお店でみたイメージと違う…

お店にもよりますが暗い雰囲気のお店で商品を選ぶ際はなるべく白っぽい昼白色の照明の下で見ることがおすすめです。後で後悔しづらいです…(経験者は語る)

実は、昼白色と電球色の中間色である「温白色」というものがあります。
白過ぎず赤みが強すぎずといった色温度になります。
白すぎる光が苦手な方はこの色がおすすめです!

僕の学生時代、図書館や公共施設で勉強する人がすごく多かったです。
そういった場所のような、作業をする空間は照明の色が
昼白色のように白っぽい光になっています。
自宅の照明が電球色の場合、暗く感じたりリラックスしすぎて眠くなったり…

家だと勉強に集中できない!という理由は照明の色が関係しているケースもあるんです‼

場所によって使い分けることも重要ですが、人それぞれの体内リズムがあるため時間によって
も調整する必要が出てきます。

ここで照明器具の便利機能として次で解説する「調光・調色」があります。

【3.照明の機能】

ほとんどの人は朝になると目覚め、夜になると眠る。
このように規則正しい体内リズムは健康の維持に必要不可欠なものです。
その体内リズムを整えるうえで、「光」はとても重要になります。

日中と夜の浴びる光の量が同じだと体内リズムが乱れ、睡眠を促すホルモンが正常に分泌されないことがあるようです。
よって適切な時間に適切な光の量を調整する必要があります。

調光・調色と言った機能を活用し
場所・天気・時間によって、明るさと色の両方を快適に感じる光に調節できるため、体内リズムの調整ができます!
ただのオンオフではなく生活に合わせて調整できると光をより繊細に扱えます。

何気ない日常が特別な時間に変わるはずです!!

【4.まとめ】

照明の種類や場所に正解はないです‼

ただ自分自身がその空間で心地よく過ごせるかどうかが重要になります。
明るさや色は人それぞれの好みがあり生活の仕方にも違いが出てきます。

照明計画には「一室多灯」という言葉があります。
住宅照明は1部屋にひとつ飾られることが一般的ですが、ホテルや店舗ではいくつかの種類の照明で計画されていることが多いです。
一つの空間に複数の照明を飾ることでお部屋に抑揚がうまれ、とても魅力的な空間づくりができます!

ガウディランドではお客様の現状とこれからの暮らし方を聞かせていただき最適なプランをご提案させていただきます!

ぜひお気軽にご相談ください!

弊社、GAUDILANDは中古住宅×リノベーション、不動産売買・仲介・買取再販、新築住宅・建築家とつくる家など行なっております。
お客様の様々なご相談をいつでも受付けております。
お電話・オンライン等でのご相談承っておりますので、お気軽にご相談ください!

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