傾斜地を選ぶ〜メリット・デメリット〜
- 2023.09.15
- casaの家
こんにちは!宮城・仙台の中古リノベとcasa取扱店ガウディランドの佐藤寧々です!
最近スポーツが熱いですね!
バスケットボールはパリオリンピック出場決定!ラグビーはW杯初戦勝利!
正直全く詳しくないのですが、日本代表が活躍しているのを見ているだけで感動や勇気をもらっています。
これからバレーボールもW杯が始まるようなので、応援していきたいと思っています。
…にわかファンにも届かない位置にいますが、どうか見逃してください(笑)
さて、本日も土地についてコラムを書いていきたいと思います。
家を建てる土地というと、平らな土地をイメージする人が多いのではないでしょうか。
でも土地を探していて、斜めになっている土地や、崖がすぐそこ!なんて土地を見たことはありませんか?
一見住宅用地としては不向きと思われますが、実はとっても狙い目だったりもします。
気になった方は是非下に進んでみてくださいね!
目次=============
1.傾斜地とは
2.傾斜地のメリット
3.傾斜地のデメリット
4.傾斜地を購入するときの注意点
5.最後に
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傾斜地とは、その名のとおり傾斜のある土地のことを指します。
土地が傾斜しているため住宅を建てるには、土地を平らに造成したり、 住宅の基礎構造を斜面に対応できる形状にする必要があります。
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傾斜地の代表的なメリットを3つご紹介していきます。
(1)土地価格が安い
傾斜地の土地価格は、総面積や立地などの条件が似ている整形地と比較して価格が安いことが多いです。
坪単価が安い分、整形地を購入するよりもより広い土地を購入することも可能です。
また土地をリーズナブルに入手できる分、建物に予算を回すことができます。
(2)眺望が良い・採光に優れる
隣家との高低差を活かせば眺望を楽しめる住まいになるでしょう。
自宅から景色や夜景を楽しめたり、夏には自宅から花火が見えたりするかもしれません。
また住宅が密集している平地に比べると自然や緑が多いので、自宅でも自然を感じたいという方にはおすすめです。
それに目の前を遮る建築物がほとんど無いので、太陽の光を取り入れやすいです。
自然採光で室内はいつも明るく、人目を気にせずカーテンやブラインドを開けることもできるでしょう。
(3)傾斜を利用し地下部分を活用できる
傾斜があるため、平らな土地で家を建てるのとは違った住宅づくりができます。
平地ではわざわざつくらないとできない地下部分ですが、傾斜地に家を建てるとなると自ずと地下部分ができます。
例えばその地下部分にビルトインガレージを設けるなど、傾斜を利用した住宅づくりができるでしょう。
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では続いて、傾斜地の代表的なデメリットを3つご紹介していきます。
(1)基礎工事費用が高くなることがある
プラン内容によっては平坦地と比べて特殊な基礎を組む必要があります。
その場合、基礎工事費用は平坦地と比べて高くなる場合があります。
(2)外構費用がかさむことがある
高低差のある傾斜地だからこそ、プライバシーの確保のために平坦地と比べて外構に工夫をする必要があります。
そのため外構工事の方法によっては、一般的な外構よりも費用が掛かる場合があります。
(3)インフラ工事が必要な場合がある
傾斜地には、水道・電気・ガスなどの配管が届いていないことがあります。
そのような場合にはそれらのインフラ整備にも費用がかかります。
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では注文住宅を建てるために傾斜地を購入するとき、どのような点に注意すればよいのか紹介してきます。
(1)地盤調査をして安全性を確認する
傾斜地の地盤が緩ければ住宅倒壊などのリスクがあるため、その上に家を建てることはできません。
この場合、始めに地盤改良が必要となります。
傾斜地の土地自体は安く購入できても、地盤改良で多額の費用が必要となるケースもあるので注意しましょう。
また傾斜地でも、すでに土地が平らな状態で売り出されている場合もあります。
これは山の切り崩しや土を盛るなど、人工的な手が加えられているケースがほとんどです。
人工的に造成されていると、埋め立てた土砂の締め固め次第では強度面で不安が生じることもあるのでこれも注意が必要です。
傾斜地に住宅を建てる際は、地盤の安全性を確認するためにも地盤調査は必ず行うようにしましょう。
(2)急傾斜地崩壊危険区域に指定されていないか確認する
急傾斜地崩壊危険区域とは、崖崩れにより相当数の居住者等に危害が生ずるおそれがある急傾斜地と、がけ崩れが助長・誘発されないようにするため、切土や盛土など一定の行為を規制する必要がある土地のことで、都道府県知事が指定した地域です。
急傾斜地とは、傾斜度が30度以上である土地とされています。
また急傾斜で崩壊する恐れがあり、一度崩壊すると多くの住民に被害があると想定される区域内では、崩壊を助長・誘発する行為はすべて禁止されています。
このように急傾斜地崩壊危険区域に指定されているエリアは、災害を引き起こす原因となる区域で危険性が高く、建物の建築には行政とやりとりして許可を得ることが必要です。
都道府県庁の公式サイトで情報公開されている場合もありますが、確実に確認するには都道府県庁に直接確認してみましょう。
(3) 宅地造成及び特定盛土等規制法改正後の造成かどうか確認する
今年の5月に「宅地造成等規制法の一部を改正する法律」(盛土規制法)が公布されました。
背景として、令和3年7月、静岡県熱海市で大雨に伴って盛土が崩落し、大規模な土石流災害が発生したことや、危険な盛土等に関する法律による規制が必ずしも十分でないエリアが存在していることが挙げられます。
これにより災害に対する対策が強化されたため、家を建てようとしている土地は何らかの措置が講じられたのかどうかを所有者や管理者などに確認しましょう。
詳しくは国土交通省のサイトを見てみてください↓
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今回「傾斜地」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ガウディランドで取り扱っている「design casa」は不整形地に強い注文住宅です。
気になる土地があったら、お気軽にご相談ください!
ちなみに室内から見える景色を生かした家造りも得意です!
他にどんな家が建てられるか気になる方は、是非カタログを見てみてください!
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