コラム

意外と気をつけたいコンセントのこと!

こんにちは。仙台の中古リノベとcasa取扱店、ガウディランドの安川です。

夏祭りや花火大会などの行事が復活しだし、なんだか賑やかな雰囲気が戻ったこの夏!

みなさまはどのように過ごしましたか?
楽しい夏を過ごしながらも暑い日が続き体力的にも精神的にも疲れはたまっている頃かと思います。

ですが、、、まだもう少し続きそうなこの暑い夏!
残りの期間も熱中症対策をしながら楽しいことには常にアンテナをはってせっかくの夏を最後まで満喫しつくしたいですね!
 

スーパーの店頭ではさつまいもや栗などを使ったお菓子や飲み物が出ていたり、
洋服屋さんではニットなどの秋物が並ぶようになり秋もすぐそこに感じられるようになってきました。

新しい季節が間近に迫っていると思うとなんだか気分もソワソワ。心機一転したくなりませんか?
 

さてそんな季節の変わり目の時期にも新築やリノベーションのこと!考えていきましょう!
計画するうえで意外と見落としてしまう『コンセント』。

いざ住み始めてみるとコンセントのこともっとちゃんと考えておけばよかったと後悔ポイントになってしまうことも!

今回は新築やリノベーション時に気を付けたいコンセントのこと詳しくご紹介していきます。

 
 
=目次=
1.コンセント位置の注意点
2.コンセントのタイプ、種類、特徴
3.コンセントのポイント
4.まとめ

 
 

1.コンセント位置の注意点

例えば、間取りを変えたり、キッチン場所を移動させたりする場合、電気の工事が入ります!
こういったリノベーションを行う場合、変更した部屋に合わせてコンセントの位置も移動させることをおすすめします。

「この位置にコンセントがあったら便利だな…」ということを感じた方も多いのではないでしょうか?

そのため家の新築やリノベーションを行う際には、「今持っている家電類をどこに置くか?」
事前に考えておくことがコンセントの位置を考えるうえで重要になってきます。

事前にきちんと家電の配置について考えておくことで、
新築やリノベーションを行う際に家電に用いる配線を床下や壁の中に隠すこともできます!

もちろん、リノベーションで床や壁の工事を行う際に、
コンセントの移動も依頼しておくことで、仕上がりもとても綺麗なものになるでしょう!

 
 

2.コンセントのタイプ、種類、特徴

コンセントには、さまざまな種類があります。
使用する予定の家電や、家族のライフスタイルをしっかり考えて、
各場所に合ったタイプのものを設置しましょう。
 

・ダブルコンセント
最も見慣れているタイプは、2口のダブルコンセントでしょう。
もちろん、1口タイプや3口タイプのコンセントもあります。

 
・アース付きコンセント
アース付きコンセントは、漏電や電磁波のリスクを防ぐため、アース線が接続可能のコンセントです。
静電気や通信障害を抑制する効果もあります。
水を使う洗濯機や、高電力が必要なエアコン、電子レンジを使う場所に設置しましょう。

 
・マルチメディアコンセント
一般的なコンセントに、インターネットや電話回線といった通信、テレビ用の電源を一つにまとめたものが、「マルチメディアコンセント」です。
IT時代に対応できるよう、最近の新築やリノベーションで積極的に普及が進められています。

 
・抜け止め式コンセント
プラグを回さないと抜けない形に設計されているコンセントです。
一般家庭よりもオフィスでよく見かけるかもしれませんね!
パソコンやAV機器など、抜けないように固定したいプラグに最適のコンセントです。

 
・漏電ブレーカ付きコンセント
万一、漏電しても、コンセント自体が電気を遮断してくれます。
パナソニック社の「ELガード接地コンセント」が代表的な製品です。
トイレの温水洗浄便座や、洗面室でドライヤーや電動カミソリを使う時に安心です。

 
・アップコンセント(フロアコンセント)
床面に設置して、使用したい時だけ、ポンッと飛び出すタイプのコンセントです。
フタを閉めれば、床面にフラットに隠れるので、つまずく心配はありません!
ダイニングテーブルの下にあれば、ホットプレートを使う時や卓上IHコンロで鍋をする時に活躍します。

 
・防水コンセント
庭やベランダ、ガレージなど屋外に向く、その名の通り防水タイプのコンセントです。
頻繁に洗車したいご家庭や、ガーデニングが好きな方、庭や玄関でイルミネーションを楽しみたい方におすすめです。

 
 

3.コンセントのポイント

・家具・家電の配置を考える
コンセントの配置時に一番に考慮すべきなのは、使用する家電の種類や場所
どこにどんな家電を置くのかをある程度決めておくと、コンセントの配置もイメージしやすくなります。

また、同じく考慮しておきたいのが家具の置き場所
せっかくコンセントを配置しても、タンス・ベッド・机などの大きな家具を置くと全く使えなくなってしまいます。

家具の場所が決まっている時にはそこを避けたり、逆にその家具との距離がちょうど良さそうな場所に配置したりすると便利です。

また、たいていのコンセントは100V電源ですが、
IHクッキングヒーター・食洗器・電子レンジ・エアコン・衣類乾燥機は、200V電源がないと使えません。

どの位置で使うか、重点的に確認しておく必要があります。

 
・掃除機をかけることを考える
コンセントが必要なのはリビングなどに限ったことではありません。
特に見落としがちなのは、掃除機をかける時に使うコンセント!

廊下や階段にコンセントがないと、掃除機のコードを最長まで伸ばしても届かない場合があるので注意が必要です。
普段使用しない場所でもさまざまな可能性を考えて配置しましょう。

廊下や階段のコンセントは、常夜灯などを差し込む時にも便利です。
夜間足元が薄暗くなりがちな場所に配置するのがおすすめです。

なお、掃除機のコードは何度も抜き差しするため、低い位置にあると腰が疲れてしまいます。
電気のスイッチと一緒に胸元の高さに付けておくと効率的です。

 
・位置だけでなく口数も考える
コンセントの配置がある程度決まったら、口数についても考えてみましょう。
常時つなげておきたい家電をいくつか置く場合は、当然ながらその数だけコンセントが必要になります。

ただし、それらの家電でコンセントが埋まってしまうと、他につなげたい物がある時に不便ですよね。

電源タップを使うという選択肢もありますが、コンセント周りがあまりごちゃごちゃしているのも困りものです。
そのため、コンセントの口数は必要数よりも少し余裕を持って考えておきましょう。

特に、キッチン・子供部屋はコンセントが不足しがちなので、4~6口あると安心です。
想像していたより多く使う場所が、キッチンです!

ダイニングテーブルの側にフロアコンセントがあると、ホットプレートを使いたい時にも便利です。

成長と共にパソコンや充電器・ゲーム機・オーディオ機器・ヘアアイロンなど電気製品が増えていく子供部屋も、後からコンセント不足に悩む傾向があります。

 
・インターネットやテレビのことも考える
家電製品の中でも特にコンセントの数を必要とするのがテレビやパソコン!

本体だけではなく周辺機器もつなげるため、コンセントの口数が足りなくなって困った経験のある人も多いのではないでしょうか?
また、テレビは専用のコンセントも設置しなければなりません。

後で追加の工事を頼むことにならないよう、テレビを置く部屋や場所はしっかり決めておきましょう!

インターネットにも差し込むだけでつながる「マルチメディアコンセント」を設置してしまうのも手です。
パソコンの電源もインターネット回線も同じコンセントで済むので、デスク周りにおすすめです。

 
 

4.まとめ

家電製品を快適に使うためには、コンセントの位置や数が大切なポイントになることがお分かりいただけましたか?

コンセントをどのように活用するかは、各家庭によってそれぞれ違います。
まずは家族のライフスタイルを見直して、一番使いやすい配置をイメージしてみましょう!

ぜひ、自由で快適なリノベーションの実現に向けて、日々の生活や家事の動きをシミュレーションした上で、暮らしに合ったコンセント設計をじっくりと検討してみてくださいね。

弊社ガウディランドでは、お客様の様々なご相談を受けつけておりますので、住まいのことで少しでも気になることがあったらぜひ一度、ご相談ください。

 
 

 

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